2012年11月11日
Dual Maxi M1911A1 ver.2 その3だっけ?
いつものようにふと思い立ってDual Maxi ガバのver.1 マガジンの予備改修を行いましたよ。
以前に書いたカートが入るスペースの前後長の変更です。
とは言っても実は同じエントリで書いたリップの修正をしたらジャムは無くなったのでもしかしたら必要ないかもしれません。
そんなわけで一応1本だけ手を入れて様子を見ることにします。
まずはなにはともあれ分解です。
写真のピンを1本抜き

マガジンの前半分を上にずらせば完了。簡単です。


問題の部分がこちら。上がver.1 、下がver.2 です。


写真に写っているパッキンの上側の肉厚の違いですね。
0.5mm弱ほどの違いです。
どちらのバージョンもフォロワーは前後にぐらぐらするほどクリアランスがあるので、正直この差は無視していいんじゃないかと思うのですが・・・。
さて、ここまで進めちゃってから何を使ってこの肉厚の差を埋めようか考えます。
手元には手頃なプラ版はありません。
アルミテープでも積層するか?
だんだん面倒臭くなってきましたw
そんなわけで結局 0.2mm厚ほどのテフロンテープを貼り付け終了。

手コキしたかんじでは ver.2 との差は感じられませんね。
ひとまずこれで素の ver.1 と比較して検討することにしましょう。
折角なので ver.2 もバラして、他に変更点がないか確認します。
で、大きな違いがこちら。
右が ver.1 、左が ver.2 です。
スプリングガイド的な棒が付いてます。
それとスライドストップに掛かる部分の構造が変わって、より軽く動くようになっています。

上が ver.1 、下が ver.2 。


ただ、互換性に問題が出ることは無さそうです。
それとこちら。マガジンスプリングです。
上が ver.1、下が ver.2。

右が ver.1、左が ver.2。

これはどうでしょうね?
自由長、巻き数、巻き形状が違います。
が、これも使った感じでは問題なさそうなので様子見します。
ここまでの分解で目に付いたのはこんなもんでしょうか。
あ、あとver.1とver.2で共通の問題が。
最終弾の排莢不良です。
必ずではないですが高確率で発生しますね。
原因はコレ

左が初弾から最終弾の1発前まで、右が最終弾の排莢時のマガジンだと思ってください。
これを見るとわかる通り最終弾手前まではスライド後退時に、排莢されるカートリッジは下からマガジンスプリングによって押し上げられています。
そうすることでリムの上側だけを引っ掛ける構造になっているエキストラクターにしっかりとリムを噛ませることができるので、きちんと排莢することができます。
ところが最終弾の排莢時にはマガジンに残弾がないためフォロワーはリップでストップし(厳密にはリップより少し下。スライドストップによって止まっている。)、最終弾のカートリッジにはマガジンスプリングのテンションが一切掛かりません。
そうするとエキストラクタにリムが掛からず、カートリッジを引き抜くことができなくなるのです。
これを解消するにはエキストラクタの加工(ストロークを増やすか爪を大きくするか?)が必要になります・・・。
ここはデリケートな部分なので下手をするとジャムが頻発することになりかねないですし、掛かりを強くするということはカートの消耗も激しくなるでしょう。
スティールマッチで使うことを考えた場合、最終弾まで撃ち切っても足りないということはマグチェンジ=そのストリングは終了チ~ンということなので、ここは手をつけないのが ”正解!” なのかもしれません・・・。
これもひとまず様子見かなぁ・・・。
以前に書いたカートが入るスペースの前後長の変更です。
とは言っても実は同じエントリで書いたリップの修正をしたらジャムは無くなったのでもしかしたら必要ないかもしれません。
そんなわけで一応1本だけ手を入れて様子を見ることにします。
まずはなにはともあれ分解です。
写真のピンを1本抜き
マガジンの前半分を上にずらせば完了。簡単です。
問題の部分がこちら。上がver.1 、下がver.2 です。
写真に写っているパッキンの上側の肉厚の違いですね。
0.5mm弱ほどの違いです。
どちらのバージョンもフォロワーは前後にぐらぐらするほどクリアランスがあるので、正直この差は無視していいんじゃないかと思うのですが・・・。
さて、ここまで進めちゃってから何を使ってこの肉厚の差を埋めようか考えます。
手元には手頃なプラ版はありません。
アルミテープでも積層するか?
だんだん面倒臭くなってきましたw
そんなわけで結局 0.2mm厚ほどのテフロンテープを貼り付け終了。
手コキしたかんじでは ver.2 との差は感じられませんね。
ひとまずこれで素の ver.1 と比較して検討することにしましょう。
折角なので ver.2 もバラして、他に変更点がないか確認します。
で、大きな違いがこちら。
右が ver.1 、左が ver.2 です。
スプリングガイド的な棒が付いてます。
それとスライドストップに掛かる部分の構造が変わって、より軽く動くようになっています。
上が ver.1 、下が ver.2 。
ただ、互換性に問題が出ることは無さそうです。
それとこちら。マガジンスプリングです。
上が ver.1、下が ver.2。
右が ver.1、左が ver.2。
これはどうでしょうね?
自由長、巻き数、巻き形状が違います。
が、これも使った感じでは問題なさそうなので様子見します。
ここまでの分解で目に付いたのはこんなもんでしょうか。
あ、あとver.1とver.2で共通の問題が。
最終弾の排莢不良です。
必ずではないですが高確率で発生しますね。
原因はコレ
左が初弾から最終弾の1発前まで、右が最終弾の排莢時のマガジンだと思ってください。
これを見るとわかる通り最終弾手前まではスライド後退時に、排莢されるカートリッジは下からマガジンスプリングによって押し上げられています。
そうすることでリムの上側だけを引っ掛ける構造になっているエキストラクターにしっかりとリムを噛ませることができるので、きちんと排莢することができます。
ところが最終弾の排莢時にはマガジンに残弾がないためフォロワーはリップでストップし(厳密にはリップより少し下。スライドストップによって止まっている。)、最終弾のカートリッジにはマガジンスプリングのテンションが一切掛かりません。
そうするとエキストラクタにリムが掛からず、カートリッジを引き抜くことができなくなるのです。
これを解消するにはエキストラクタの加工(ストロークを増やすか爪を大きくするか?)が必要になります・・・。
ここはデリケートな部分なので下手をするとジャムが頻発することになりかねないですし、掛かりを強くするということはカートの消耗も激しくなるでしょう。
スティールマッチで使うことを考えた場合、最終弾まで撃ち切っても足りないということはマグチェンジ=そのストリングは終了チ~ンということなので、ここは手をつけないのが ”正解!” なのかもしれません・・・。
これもひとまず様子見かなぁ・・・。
私もDUALMAXI(CZの方ですが)愛用者なので、
今回の記事は大変参考になりました。
最後の写真を見てフと思ったのですが、
プラカートの上1/3程度をカットして、
マガジンリップ(フォロワー上面)に貼り付ければ、
最終カートにもSPテンションがかかるようになるのでは?
ただしスライドストップがかかりにくくなったり、
装弾数が1発少なくなったりするかもですが(^^;
はじめまして。
わたしも最初に思い浮かんだのがフォロワーを盛ることでした。
でもよく考えてみて下さい。
もし、最後にスライドストップが掛からなかったら・・・(((^_^;)
そんなわけで・・・どうしましょう?
\(^o^)/